箱木千年家
現存する日本で最古の民家。14世紀、室町時代の初期に建てられたそうで、築600年以上である。竪穴式住居をそのまま木の骨組みで上に持ち上げた構造であることが中に入ると一目でわかる。大陸様式の寺院建築や神殿とは違う木造による民家の系譜はこのような形ではじまったのだろう。すごくシンプルできれいな形で、裏山と地面の色にぴったり一致している。
現在の箱木さんに直接お話を伺った。箱木さんは30年ほど前までここに住まわれていたそうだ。箱木さんは50数代目で、箱木家は1300年ほど前に遡る事が出来、家系図も全部そろっているそうだ。
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# by tukuruken | 2008-02-22 15:45 | 日記
現場レポート
刻み囲いを組み立てているところ。
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裏側はこんなふうになっています。
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# by tukuruken | 2008-02-22 15:20 | 現場レポート
淡路瓦と左官職人
淡路の野水瓦産業の野水社長と左官職人植田さんにお会いして来ました。手前が植田さん、その向こうが野水社長。
野水社長は今年の木造塾で講師をお願いしていて、その打ち合わせに淡路におじゃましたのです。知っているようでなかなか奥の深い瓦の世界をいろいろと語っていただけそうです。
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植田さんは昨年講師をしていただいた久住章さんの一番弟子で、土や漆喰を自在に使ったお仕事をいくつも見せていただきました。
写真は久住さんのゲストハウス。学生といっしょにつくったものでとても楽しい建物でした。
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# by tukuruken | 2008-02-21 12:09 | みえ木造塾
枕木
JRなどの鉄道で使用される枕木はおよそ10〜15年ほどで取り替えられる。役割を終えた枕木は中古として以前は保線区などに行けば非常に安く売ってもらえたのだが、現在では枕木製造メーカーなどがこれを引き取ってリサイクルしたりチップにしたりしている。
もともと栗材などの非常に腐りにくい樹種を使用しているため、中古でもぜんぜん腐っていないものがたくさんある。私の会社のアプローチなどでコンクリートに半分埋込んだり地面に直に埋めたりして使って10年経つが、さらに10年くらいはいけそうだ。
最近はホームセンターなどでガーデニング用のカラマツの枕木が売っているが、あれはダメだと思う。
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# by tukuruken | 2008-02-20 12:09 | 日記
現場レポート
私の住む伊勢は毎年台風が上陸するような雨風に対する対策が不可欠な地域です。従って外壁は軒裏まですべて板張りの家がたくさんあります。ここ松阪では伊勢ほどこの傾向は顕著ではないのですが、この敷地の場合、台風時の風向である南東側に隣地が下っていて、もろに風を受けそうなので、伊勢流に軒裏まで全面板張りとしているのです。
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# by tukuruken | 2008-02-13 11:02 | 現場レポート
高過庵
藤森照信氏の作品を返却しに行く口実に、藤森氏の実家におじゃまし、高過庵を見せていただきました。
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小さいのですが、存在感ありました。風景にとっても馴染んでいました。手に取れるような実物感がありました。中ではひとが移動するたびにユッサユッサ揺れて結構恐いです。
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# by tukuruken | 2008-02-05 15:58 | 日記
現場レポート
松阪市、N邸。
外壁の刻み囲いを張りはじめました。厚さ2分3厘(約7ミリ)のスギ赤身板を反らせて重ね、スギ赤身の縦桟に裏側から釘で留め、パネル化したものを外壁に取り付けます。一般的には簓子下見張り(ささらこしたみはり)と言いますが、この辺では刻み囲いと呼びます。
この仕様は無塗装でも普通に50年くらいの寿命があります。部分的にいたんだり割れたりしても、そのパネルだけ取外し、悪くなった所だけを修理し、もとにもどします。
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縦桟は板の厚さ、反りに合うように裏側をこのように削いであります。これがなかなか手間がかかるのです。
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# by tukuruken | 2008-02-05 15:02 | 現場レポート
藤森照信氏
JIA建築文化講演会の後、藤森氏との懇親会。藤森氏の著書で「野蛮ギャルド建築」というのがあるのですが、ご本人はぜんぜん「野蛮」ではなく写真の感じの気さくで子どものような探究心がステキな方でした。
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# by tukuruken | 2008-01-15 15:31 | 日記
JIA建築展2008
昨日から三重県総合文化センターにて開催しています。明日1/12には建築探偵、藤森照信氏の講演会も開催され、藤森氏の特別展示もあります。写真は会場の様子。楽しいと思います。もちろん、入場無料。
詳しくはこちら。 JIA建築展2008 藤森照信氏講演会
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# by tukuruken | 2008-01-11 16:24 | 日記
Dutchwest Convection Heater #2460
薪ストーブは、はっきり言ってすごい。二次燃焼付きの物が特に良い。燃料としての木の性能を引き出す高性能な道具だ。
このストーブ1台で24坪の事務所が十分暖かくなる。ストーブから離れていても同じように暖かい。頭がボーッとしない。しばらくストーブ環境に居てから外に出ても寒くない。すべて輻射熱の効用だ。しかも火を着けたり眺めたり楽しい。煮炊きもできる。薪の匂いも癒し効果がある。温暖化につながらない。
10年前にこの薪ストーブを買った頃は、アメリカの二次燃焼付きストーブは邪道などと言う人もいたが、今では北欧型にも普通にクリーンバーンが付くようになった。二次燃焼によって煙突からそのまま捨ててしまっていた煙りの熱までも90パーセント回収してしまう。
熱量では堅木の薪1束で灯油3リットル分と言われるが、薪ストーブを使っていると、木という資源のすごさが身体で分る。
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# by tukuruken | 2008-01-10 09:48 | 道具考



人類の「ツクル」を多角的に研究する日記
by tukuruken