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現場レポート
松阪市、N邸。床の下地造りがはじまりました。
極力ベニヤを使わない設計を心掛けているので、1階の床の下地は根太の上に厚スギ板を張り、その上にサクラ無垢のフローリングを張ります。厚スギ板は無くてもいいのですが、最近ではしっかりした床の踏み心地を要求される事と、床鳴りが嫌われるので一般には12ミリのベニヤを敷いて、その上にフローリングを張ります。厚スギ板はそのベニヤの代わりに入れてありますが、同時に1階床の底冷え防止にもなっています。ベニヤより暖かいです。それと、ベニヤ下地は20年ほどしかもちません。
白いのはペットボトルのリサイクル断熱材です。
床鳴りは人によっては欠陥呼ばわりされる事があるほどのクレームの代表ですが、ボクは何も問題ないと説明しています。むしろ床鳴りしないようにべたべたに接着剤を塗ったり、ベニヤ偏重の原因をつくっているのです。ギーと床が鳴るのは喜ばしいとは言いませんが、あまりにひどいのは別として、自然に考えれば床が鳴るのは当たり前なのです。
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by tukuruken | 2007-11-28 12:24 | 現場レポート
芭蕉記念館
ボクの先生である故牛山勉が若き頃、城戸武男建築事務所にて担当した建物。
伊賀上野の市庁舎は坂倉準三建築研究所の設計で、コルビジェに影響を受けたコンクリート打放しの建築だが、現在取り壊しの話が出ている。
専門外の方には老朽化や耐震強度不足ばかりが目立って、この建築の価値をなかなか分ってもらえないかも知れない。
この芭蕉記念館も同時代の建築で、マニファクチャ感のあるあたたかい建築なのだ。
築50年前後のこの時代の建築がこれから次々に取り壊されようとしている。建築の寿命としては短すぎると思う。
残そうと想う人間の意志が途切れた時に建築の寿命はつきるのだ。
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by tukuruken | 2007-11-23 17:11 | 日記
日本の色
木の色はだんだん変化して「銀鼠ぎんねず」になり、最後は「消炭色」になる。
イブシ瓦や金属と同じ色。
鉄の赤錆びの色は「臙脂色えんじいろ」が枯れた色。
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by tukuruken | 2007-11-23 15:51 | 日記
巡回建築展2007
JIA日本建築家協会三重地域会『巡回建築展2007』のご案内
伊賀上野城天守閣の中で今日から日曜までやっています。
ボクも出展していますので、よかったらどうぞ。詳しくはこちら。
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by tukuruken | 2007-11-23 15:51 | 日記
日本の色
瓦の事を書いたので、ついでに色を調べてみた。
イブシ瓦の色は「銀鼠ぎんねず」または「素鼠すねず」。
ついでに銀色の物を集めてみた。下左はドブヅケ亜鉛メッキ、その右はガルバリウム、瓦の上の左はステンレス、右はアルミ。
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古い瓦は「消炭色けしずみいろ」または「石板色せきばんいろ」。
写真では分かりにくいが、古イブシは窯の温度が低いため現代のものより色が黒っぽく、叩くとコンコンという音、現代イブシはキンキンと金属音がする。
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by tukuruken | 2007-11-22 10:55 | 日記
汎用部品と専用部品
建築の部品には汎用部品と専用部品がある。建築はできるだけ汎用部品で造るべきと考えている。
例えば写真は蔵の屋根瓦の修理跡だが、よく見ると右手の方が部分的に新しい瓦に置き換わっている。瓦は汎用部品で昔と同じ規格なので部分的な修理が効くのだ。
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こちらはもともと本瓦葺きになっていた屋根を軒先きだけ桟瓦に替えてある。さらによく見ると軒瓦の1枚だけ今の瓦に替っている。本瓦葺きと桟瓦は合っていないが、おそらく予算の関係で応急的にやったのだ。もちろん現在でも本瓦は生産されてる。今時にデザインされた瓦などは専用部品なので、もしかしたら10年でモデルチェンジされてしまうかもしれない。
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by tukuruken | 2007-11-20 18:40 | 汎用品
日本の色
ボクの家の柿は渋柿で、面倒なので取らずにほおっておいたらすっかり落ちてしまい、残った3個だけ収穫、干し柿をやってみようと思う。
皮を向く前に色を調べてみたら、柑子色(こうじいろ)とある。こういう色の名があるのをはじめて知った。
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by tukuruken | 2007-11-13 08:58 | 日記
みえ木造塾第6回
前回に続き、最終回も構造家、山辺豊彦氏でした。木構造のかなり専門的な講義になったのだけど、設計者でなくても雰囲気は伝わっているのではないかと思います。
山辺さんの講義は本当に判りやすく、バランス感覚に富んでいて、かつ最新情報を得られるところがすごく魅力なのです。一般の方にも機会を作ってぜひ聞いてもらいたい講義なのです。
講義のあとは、恒例のヤキニク懇親会。みえ木造塾も今年のプログラムをすべて終え、なごやかな雰囲気でしたよ。
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by tukuruken | 2007-11-11 13:46 | 日記
DIC 日本の伝統色
建築でよく使われるカラーチャートは日本塗料工業会「標準色見本」だと思うが、ボクはこのDICの「日本の伝統色」や「グレートーンカラー」をよく使う。色の名の由来も載っていて眺めているだけで楽しい。ミシン目で切り取って塗装屋さんに渡すとみごとにその色に調色してくれる。
DICは印刷用で建築塗装の色見本には使いにくいと言われるが、塗料工業会のは気に入った色がなかなか見つからない。何かに関連性のある色でないと、その色を選ぶ基準がなにかあいまいな気がしてこころもとないのだ。
DICカラーチャトには他に「中国の伝統色」や「フランスの伝統色」があるが、一冊5000円以上するのでまだ手に入れていない。
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by tukuruken | 2007-11-10 10:48 | 道具考
日本の色
庭のはなみずきが紅葉している。
艶っぽい赤茶のこの色は何色なのだろうかと思い立って、DIC(大日本インキ化学)日本の伝統色で引いてみると、「えんじいろ」が一番近く、「ああ、えんじいろか」と納得したり、「へえ、そうなのか」と発見したような気持ちになったり。
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by tukuruken | 2007-11-09 16:34 | 日記



人類の「ツクル」を多角的に研究する日記
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